残業後、頭が興奮したままベッドに入っていませんか デスクワーカーが陥る「寝つけない夜」のパターン

残業後、頭が興奮したままベッドに入っていませんか
デスクワーカーが陥る「寝つけない夜」のパターン

鍼灸師 佐伯

鍼灸師 佐伯

体は限界でも、頭だけが仕事モードから抜けられない

こんにちは。はりセラ淡路町院の佐伯です。残業や急な対応でパソコンやスマホを見続けた直後にベッドに入ると、体はぐったり疲れているのに頭の中で仕事のことがループして、1時間以上眠れないという方がいらっしゃいます。今日は、その「頭だけ起きている」状態を体の仕組みから整理します。

こんな夜、心当たりはありませんか?

  • 定時後もパソコンやスマホの画面を見続けたまま布団に入る
  • 目を閉じても、仕事のメールや会話が頭の中でループする
  • 「早く寝ないと」と思うほど、余計に目が冴えてくる
  • 休日で予定がない日は、比較的すんなり眠れる
  • 寝つくまでの時間が、平日ほど長くなっている

これらは、脳が「覚醒モードのまま」で、体だけを休ませようとしても切り替えが追いついていない状態と考えられます。

画面作業や緊張状態が続いた直後は、脳が覚醒モードのまま高いレベルで働き続けており、体の疲労と脳の覚醒レベルがずれた状態になっています。就寝直前の行動だけでなく、日中に蓄積した自律神経の緊張そのものを緩めるという視点が、寝つきの改善には有効です。

効果には個人差があります。当院の施術は診断や治療の代わりになるものではありません。

疲労と覚醒が分離するとはどういうことか

「体は限界なのに眠れない」という感覚は、体力的な疲労と、脳の覚醒レベルが別々に動いている状態を表しています。単純な体力の消耗であれば、横になった瞬間に眠りに落ちることが多いはずですが、脳が興奮したまま高いレベルで働き続けていると、体を休ませようとしてもなかなか眠りに入れません。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、良い睡眠は睡眠時間の確保だけでなく、就寝前の過ごし方を含めた生活全体の中で捉える必要があるとされています。

画面作業と脳の覚醒状態

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画面作業と緊張状態が脳の覚醒レベルを保つ

神経生理学

集中を要する画面作業や、急なやり取りへの対応は、脳を活発に働かせる状態を作ります。この状態が就寝直前まで続くと、脳が高い覚醒レベルのまま布団に入ることになり、体を横にしただけでは覚醒レベルが下がりにくくなります。

残業・画面作業 → 脳が高い覚醒レベルのまま維持される → 就寝直前まで切り替わらない → 頭が冴えて寝つけない

仕事モードから睡眠モードへの切り替え

仕事モードから睡眠モードへの切り替えには、体だけでなく脳の覚醒レベルを下げる時間が必要です。この切り替えがうまくいかない状態が続くと、「布団に入る」という行動と「眠りに落ちる」という現象の間にズレが生じ続けることになります。

当院で行う耳介鍼通電は、耳にある自律神経(迷走神経)に関わる部位に通電することで、この切り替えに関わる自律神経の状態そのものに働きかけるアプローチです。仕事モードから抜けにくい状態が続く方に、選択肢の一つとしてご案内しています。

今夜からできる切り替えの工夫

就寝の1時間前を目安に、仕事関連の画面作業を終える時間を決めておくことが有効です。難しい場合は、部屋の照明を落とした状態でメールを最終確認するなど、作業と休息の環境を分けるだけでも切り替えの助けになります。就寝前に、今日やったこと・明日やることを紙に書き出しておくと、頭の中で考え事がループする感覚が和らぐ方もいます。

まとめ

  • 残業後の寝つけなさは、脳の覚醒レベルが高いまま続いていることが背景にあります
  • 就寝直前の行動だけでなく、日中の緊張状態全体を見直すことが有効です
  • 仕事モードから睡眠モードへの切り替えには、意識的な時間の区切りが役立ちます
  • 切り替えにくい自律神経の状態には、耳からのアプローチという選択肢もあります

【参考・参照元】

「仕事モードのまま眠れない」を、
そのままにしないために

就寝直前の工夫だけでは変わりにくい場合、日中から積み重なった自律神経の緊張そのものに働きかける必要があります。当院では、耳介鍼通電による自律神経へのアプローチで、仕事モードから抜けにくい状態を一緒に整えていきます。

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※効果には個人差があります。

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