【不眠になった時の対策】眠れない本当の理由と整え方

【不眠になった時の対策】
眠れない本当の理由と整え方
院長 佐伯
佐伯

「なかなか眠れない……」

こんにちは。はりセラ淡路町院、院長の佐伯です。不眠のご相談は非常に多いですが、実はその背景に「肩こり」や「頭痛」が隠れているケースが多々あります。

ヒアリングを進めていくと、多くの方が「肩こりもずっとあって……」「腰も慢性的に痛くて……」とおっしゃいます。実は、ここに不眠改善の大きなヒントがあるのです。

不眠は「睡眠だけの問題」ではありません

「不眠 対策」と検索すると、生活習慣の改善やスマホを控えるといった方法が出てきます。もちろん大切ですが、それだけで改善しない方が多いのが現実です。なぜなら、不眠と慢性疼痛(長引く痛み)は密接に関係しているからです。

不眠と慢性疼痛は「相互に悪化する

肩こり、腰痛、頭痛などの慢性的な痛みがあると、脳や神経は常に刺激を受け続け、交感神経が優位(リラックスできない状態)になります。すると眠りが浅くなり、以下のような悪循環が生まれます。

  • 痛みの閾値が下がり、さらに痛みを感じやすくなる
  • 炎症反応が高まりやすくなる
  • 身体の緊張が抜けなくなる

つまり、「痛いから眠れない、眠れないからさらに痛くなる」というループです。当院ではこの悪循環を断ち切ることを最優先にしています。

不眠対策の本質は“神経の鎮静”

私が考える対策の優先順位は以下の通りです。

  1. 神経を落ち着かせる
  2. 身体の過緊張を抜く
  3. 生活習慣を整える

順番が逆になると、なかなか効果は出ません。慢性的な痛みがある状態で「リラックスしましょう」と言われても難しいですよね。だからこそ、まずは神経から整える必要があります。

首肩の緊張と不眠の関係

不眠にお悩みの方の首は、ほぼ例外なく硬いです。特に「後頭部」や「首の横(胸鎖乳突筋)」、食いしばりによる「顎」の緊張が強いと、脳は警戒モードを解除できません。慢性的な痛みがある方は、この緊張がさらに強まる傾向にあります。

はりセラ式の不眠アプローチ

当院では、全身の緊張評価や姿勢分析を行った上で、神経系へのアプローチとして「耳介鍼通電」を行います。耳に分布する迷走神経を微弱電流で刺激することで、以下の変化を目的としています。

  • 副交感神経を高める
  • 心拍変動を安定させる
  • 神経の興奮を鎮める

これは単なるツボ刺激ではなく、神経系へ直接アプローチする科学的な手法です。

慢性疼痛がある方ほど変化が出やすい理由

常に神経が過敏になっている方ほど、耳介鍼通電によって「身体が一気に脱力した」「その日だけはぐっすり眠れた」という反応が出やすい傾向にあります。これは、神経のブレーキが久しぶりにしっかりとかかった状態です。

不眠になった時の具体的対策

セルフケアも併せて行うとより効果的です。

  • 38〜40度のぬるめのお湯に入浴する
  • 首の付け根を温める
  • 寝る前に深い呼吸を行う
  • カフェインの摂取を制限する

ただし、慢性的な痛みがある方は、まず痛みを軽減させることが優先です。痛みが和らげば、睡眠の質は自然と向上していきます。

不眠は“気合い”では治りません

「自分が弱いから眠れない」と自分を責めないでください。不眠は根性の問題ではなく、神経の過緊張という身体の状態です。身体から整えていけば、眠れる状態は必ず作れます。

まとめ|不眠と慢性疼痛は切り離さない

不眠対策は、睡眠だけを見るのではなく、身体の痛みや神経の状態と一体で考えることが重要です。はりセラ淡路町院では、この悪循環を断ち切るお手伝いをしています。

不眠と痛みの両方でお悩みの方、いろいろ試しても眠れない方は、ぜひ一度ご相談ください。

悪循環を断ち切り、質の高い眠りへ

鍼灸院はりセラ淡路町院